整体指導者でオーガニック・レストランのオーナーでもある著者が書いた、季節に合ったストレッチ方法やレシピを紹介した1冊。「春は骨盤が開く季節で、苦味のある食べ物がいい」とか、「5月病の原因はたるんだ肝臓で、節食が基本」といった切り口が新鮮だ。 著者が提唱するのは、米や豆を中心に旬の野菜をたっぷりと入れたシンプルな食べ方。「白身魚のカルパッチョ、クレソンソース」、「ゴーヤの麻婆豆腐」、「豆腐とかぶの豆乳鍋」など、日本の伝統的な食事スタイルをおしゃれにアレンジしたレシピは、簡単でおいしく作れる工夫がなされ、すんなり取り入れることができそうだ。巻末には基本ルールとして、調味料や油の選び方、つくりおき用のおいしいストックの作り方なども掲載されている。 「食べ物や生活環境の影響で、ストレスやからだのトラブルを、常に抱えている人がたくさんいる」とは、都会で日々働く者にとって身につまされる言葉だが、著者はやさしい語り口で、食生活と自分のからだをケアすることの大切さを説いている。季節の変化とともにからだと対話して調整していると、心に余裕が生まれるという。「あらゆるものを自然体で受けとめ、すべてを楽しんで気持ちよく生きるために、ナチュラルなからだでいたい」とは納得の言葉。生理痛を軽くするケアの紹介など女性層をターゲットにした体裁だが、最近、疲れ気味の男性にも手にとってもらいたい本である。(青木ゆり子)
代々木にあるキヨズキッチンのオーナー、南清貴さんの本です。
「からだキレイごはん」を読んで食のバランスを気をつけるようになりました。
「ナチュラルなからだ」はレシピ集というよりも、読み物とレシピの合体のような本で、料理のこと、栄養のこと、体のバランスと整えること、そういうことを流れを追って教えてくれる本です。
もちろん季節のレシピもたくさんあって、「こういう本を読みたかった」と満足させてくれる本です。提案力、アピール力のある本だと思います。